受験戦略

高1・高2からの医学部受験準備|今やるべきこと

執筆:まる関西の国公立大学医学部 医学生

「医学部を目指したいけど、高1・高2の今から何をすればいいのか分からない」——そんなふうに感じていませんか。周りはまだ受験モードじゃないし、かといって何もしないのも不安。正直に言うと、僕もこの時期は手探りでした。

でも今、医学生になって振り返ると、この時期の過ごし方が後々どれだけ効いてくるかがよく分かります。今日は、高1・高2の皆さんに「今やるべきこと」を、優先順位をつけてお話しします。

早期スタートの最大の武器は「英語と数学の土台」

結論から言うと、この時期に一番投資すべきは英語と数学です。理由はシンプルで、この2科目は積み上げに時間がかかり、後から一気に伸ばすのが難しいからなんですよね。

逆に言えば、高3になったときに英数の土台ができていると、理科や過去問演習に時間を回せます。僕自身、高3の夏はE判定でしたが、英数だけは崩れなかったおかげで、そこから理科を仕上げる余力が残っていました。

  • 英語:単語・文法・基本構文を早めに固める
  • 数学:定義の理解と、標準問題を確実に解ける状態へ
  • どちらも「難問」より「基礎の抜け漏れゼロ」を優先

学習習慣を確立する

高1・高2でもう一つ大事なのが、勉強量そのものより「毎日机に向かう習慣」を作ることです。

正直、この時期に難しい問題集を無理にこなす必要はありません。それより、たとえ30分でも毎日続けられる仕組みを作る方がずっと価値があります。習慣がある人は、受験期にギアを上げるのがスムーズなんですよね。

定期テストとの向き合い方

「定期テストって受験に関係あるの?」とよく聞かれます。僕の答えは「上手に使えば最高の教材」です。

  • 定期テストを、範囲の基礎を固める締め切りとして活用する
  • 特に英数は、テスト勉強がそのまま受験の土台になる
  • 一夜漬けで乗り切る癖はつけない(すぐ抜けるので)

内申が必要な入試方式もあるので、その意味でも定期テストを無駄にしない姿勢は大切です。

この時期にやりすぎなくていいこと

一方で、高1・高2で頑張りすぎなくていいこともあります。ここを勘違いすると、早々に息切れしてしまいます。

やりすぎ注意 理由
難関大の過去問演習 土台ができる前は効果が薄い
理科の先取りに全振り 英数が疎かになると本末転倒
模試の判定に一喜一憂 この時期の判定は参考程度

早期スタートの目的は「先取りで差をつける」ことより、「土台と習慣を作る」ことです。焦って背伸びしすぎないでください。

志望校を意識するメリット

まだ志望校を決めきれなくても大丈夫です。ただ、ざっくりでも「行きたい大学」を意識しておくと、モチベーションが変わります。

  • オープンキャンパスや文化祭で雰囲気を知る
  • 配点や科目の傾向を早めに知っておく
  • 「なぜ医師を目指すのか」を少しずつ言語化する

目標が具体的なほど、日々の勉強に意味を感じられるようになります。

最後に

高1・高2の今、周りより一歩先に動き出したあなたは、それだけで大きなアドバンテージを持っています。派手なことをする必要はありません。英数の土台と学習習慣を、コツコツ積み上げていきましょう。その積み重ねが、高3のあなたを必ず助けてくれます。

#高1#高2#早期対策

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