医学部英語の勉強法|長文・英作文で差をつける戦略
「長文を読み切る前に時間が終わる」「英作文で何を書けばいいか固まってしまう」——医学部英語で悩む人は、だいたいこのあたりでつまずきますよね。正直に言うと、僕も受験生のとき、英語の長文だけは最後まで苦手意識が抜けませんでした。読むのが遅くて、模試のたびに大問を一つ丸ごと落としていたんです。
でも、やり方を変えてからは英語が安定した得点源になりました。今日はそのポイントを、順を追ってお話しします。
まずは単語・文法という土台から
派手な読解テクニックの前に、土台が全てです。単語と文法があやふやなまま長文に挑むのは、地図もなしに知らない街を歩くようなもの。
- 単語帳は「1冊を何周も」で、瞬時に意味が出る状態を目指す
- 文法は問題を解くためではなく、文の構造を正確に読むための道具として押さえる
僕は単語を「覚えたつもり」で放置していたのが伸び悩みの原因でした。1秒で意味が出るレベルまで詰めたら、長文の読み方が一変したんですよね。
長文読解は「速度」と「精度」の両立
医学部の英語は分量が多く、速く正確に読む力が問われます。この二つはトレードオフではなく、両立させるものです。
精度を上げる
一文一文を、主語と動詞を意識して正確に取る。ここを飛ばして雰囲気で読むと、選択肢のひっかけに必ず引っかかります。
速度を上げる
精度が安定してきたら、時間を計って読む練習に移ります。段落ごとの要点を掴む「パラグラフリーディング」を意識すると、読み返しが減って速くなります。
医療系テーマは頻出
医学部という性質上、医療・生命・倫理をテーマにした長文が頻出です。iPS細胞、感染症、医療倫理、高齢化といった話題は、背景知識があるだけで読解スピードが大きく変わります。
日頃から医療系の話題に触れておくと、初見の英文でも「ああ、あの話か」と当たりをつけられます。僕は英語の勉強のついでに医療ニュースを眺めていたのですが、これが二次試験で思わぬ形で効きました。
英作文(自由英作)は「型」で戦う
英作文、とくに自由英作文は、多くの受験生が後回しにして直前で慌てる分野です。でも、コツを掴めば安定して得点できます。
- 難しい表現を狙わず、確実に書ける平易な英文で組み立てる
- 「主張→理由→具体例→結論」といった型をあらかじめ用意しておく
- 書いたら必ず添削を受け、自分のミスの癖を把握する
自由英作は、独創的な内容よりも「減点されない英文」を書くことが得点への近道です。
共通テストと二次の違いを意識する
同じ英語でも、共通テストと二次試験では求められる力が違います。
| 共通テスト | 二次試験 | |
|---|---|---|
| 中心 | 速読・情報処理 | 精読・記述・英作文 |
| 対策 | 時間内に大量の情報を捌く練習 | 構文理解と表現力 |
両方に共通するのは、結局のところ土台の単語・文法だという点です。片方に寄りすぎず、志望校の配点を見て時間配分を決めましょう。
毎日英語に触れる習慣を作る
英語は、language(言語)である以上、間隔をあけると確実に鈍ります。週末にまとめて詰め込むより、毎日30分でも触れ続けるほうがずっと伸びます。
僕は通学の電車で単語、寝る前に短い長文、と細切れでも毎日英語に触れるようにしていました。この習慣化こそ、根性ではなく仕組みで英語を伸ばす自習の質の話なんですよね。
英語は、正しい順番でコツコツ積めば裏切らない科目です。今は長文で時間が足りなくても大丈夫。一人で抱え込まず、戦略的に進めれば必ず前に進めます。
